今時貴重な Made in Italy のファクトリー。モナコ・ガイの取引先のイタリア工場に買い付けに。遠かった・・スイスのアルプス近く

その日、いつもどおり、モナコ・ガイのフランスの店に行くために車に乗った。そしたら急に「今日、取引先のイタリアの工場行く?」

急に行き先がフランスからイタリアに変更になった。買い付け。それも工場まで。でも遠いんだよね・・300km。だから高速乗った。

車の中ではモナコ・ガイのフランス語・イタリア語講座になることが多い。高速道路は、英語ではHighway、フランス語ではAutoroute(オートルート)、イタリア語では Autostrada(アウトストラーダ)なんだと。「アウトストラーダ」だけがやたら耳に残るのはなんでだろう。イタリアの高速道路だからかなあ

黄色いのはミモザの花

なんかやたら車飛ばす人が多い。イタリアだからかなあ。制限速度は120㎞だけど、たまに200kmくらい出してる人もいる・・ガンガン飛ばす。飛ばし過ぎだよ・・あと車線はみ出して走る人も多いね・・イタリアだもんなあ・・(高速じゃなくても、フランスの一般道でもイタリア人はよく車線はみ出して走るのでそれ見てフランス人はよく怒ってる)

左の車はシトロエンでフランスの車。運転ゆっくりめの人。人それぞれ。私が写真撮れるのはゆっくりの人の時だけ。飛ばしてる人はあっという間に通り過ぎるので。

なんかやたらと可愛いピンク系の家。場所にもよるけど、海の近くのイタリアの家はやたらカラフルで可愛い。ピンクと言ってもベビーピンクかサーモンピンクで、ショッキングピンクの家はまだ見たことない。ということは何気にちゃんと色選んでるってことよねえ。さすがねえ・・。

きっと、イタリア人女性が「壁はピンクに塗ってね。可愛いから」って言って。イタリア人男が「おっしゃ。」って感じで塗ってるんだろうねえ・・。

慎重なモナコ・ガイさん。今まで交通事故起こしたこと一度もないそうな。制限速度守るゆっくりめ運転(100km~120km)。どんどん左から追い越される。150kmくらい出してる人がやたら多い。左が追い越し車線。制限速度守らない人がとても多いけど、イタリアではあんまり取り締まってなくてほとんど捕まらないみたい。野放し。でもフランスだとカメラで取り締まってて、けっこう捕まるんだと。2、3日後に家に罰金のハガキが届くんだと。お国柄の違いが出るねえ

すごくトンネルが多い。それも先が見えないくらい長いトンネルをいくつも通った。たぶん10かもっと。

「トンネル多いねえ。イタリア人が作ったんだよねえ?」と聞いたら「イタリアはコンストラクション(建築)で有名だからねえ」

イタリア人ってイメージ的には面白くてチャラくて不真面目そうだけど、そういえばモノ作りはすごく上手なんだよねえ・・イタリアの職人スゴイもんなあ

サービスエリアで休憩

スペースたっぷりとってある感じ

おみやげ売り場のカフェに入りました

ピアディーナとカプチーノ。美味しかった。

ピアディーナ Piadina 。私はこれが大好きなんです。実はピザより好きなんです。アッサリしてて重くないから。あと中の具が生で美味しいから。中身は、ルッコラと生ハムにチーズソース。とっても美味しかった。また食べたい・・

軽く焼いてくれるのでルッコラに火が入っちゃってグッチャリして見えるねえ・・写真撮るなら焼かないほうがキレイで良かったかもねえ。でもこの日寒かったし何も言わなくてもお店の人が焼いてくれた。美味しかった。久々にピアディーナ食べて満足。(なぜかフランス・モナコではピアディーナ売ってるの見かけないのであんまり食べれないのよ。北イタリアなら割とどこでも売ってるのになあ)

車に戻ったら。助手席に花が置いてあった。先にもどったモナコ・ガイさんが私のために花摘んできてくれてた。そして笑いながら「オーガニックの花だよ~」という。何の花か知らないけど可愛いねえ。嬉しい。野生だからそりゃオーガニックだよね。野ばらの一種かなあ?

外国人男性はこういうところがイイよねえ~。女性を喜ばせるのが上手だなあと思う。話も面白いし。なんか「女性を喜ばせることするのが男としてのマナーのひとつ」と思ってる感じさえする。ちょこっとしたことなんだけどね。大事だよね。

「男性からバラの花束もらいたいんです」という鑑定依頼者の人も。確かにそれ、女性の夢よね。ただデート時、街なかに赤いバラの花束しょってくるのは男にとってはなかなか難易度高いかもよね^^; だけどドライブ中にそこらに咲いてた野の花摘んできて女性にあげるくらいは簡単でしょう。だから日本人男性もこういうの、ぜひ日本人女性にしてあげて下さい!絶対喜ばれるので。そして照れ隠しに「オーガニックの花」って言えばいいじゃないか。女性はきっと喜んで笑ってくれるでしょう。

まあ、でもモナコ・ガイも、そういえばフランスやモナコでは花くれたこと多分ない気がする・・ここがイタリアだから、こういうことしやすいのかもだけどね~場所柄もあるかもねえ。モナコ・ガイも私もイタリアいるときが一番ノビノビしてるんよね。イタリアならではなのかもなあ・・

道路標識の字が、すごい小さい気がするけど、こんなもんなの?

この辺から風景が全然違ってきた。だだっ広いねえ。何もないねえ・・。イタリアの田舎。

イタリアでコメ栽培してる地域らしいです。水田ってこと?

モナコ・ガイが「この辺、米作ってるし、きっと日本と似てるんだろ?ここらの写真使って、『私日本に戻りました』って書けば?」と笑う。

地平線。イタリアも広いねえ・・まるで北海道みたい・・(北海道行ったことないけど)

アルプスの山に雪が積もってる・・山超えたらスイス。
「アルプスの少女ハイジ」ハイジとクララのアルプス山脈・・。雪かあ・・寒そうだなあ・・でもハイジの服は半袖のイメージしかないねえ

かなり高そうな山ねえ・・絶対登りたくないわ~(登山ニガテ。楽しいと感じたことがない)


イタリア北部。もちょっと行くとなんとスイス。それだけに、ほんと寒かった。なんと前日は雪が降ったんだと。だから家の中で暖炉燃えてたよ。5月に雪とは・・

初めて行ったところだし、モナコ・ガイの取引先なので、写真撮るのは自粛しました・・。でも素敵な家だった。壁には真紅のつる薔薇と、珍しい紫のつる薔薇も巻いてた。(それ見て「紫の薔薇の人」を勝手に連想していた)。庭にはデカイ犬が2匹と放し飼いのたくさんのニワトリ(羽の黒いニワトリもいた)、あと兎小屋に兎もたくさんいた。鶏は卵用で、ウサギは食用だと思う。家の中では暖炉が燃えてた。ビアレッティで淹れた珈琲ごちそうになりました。イタリアの家にはどこでもビアレッティがあるねえ。モナコ・ガイの家にもあるけど。一家に一台って感じねえ。

美味しいコーヒーごちそうになった後、工場内へ。工場内では、なんと生地から織ってた!生地織る機械が動いてた。ビックリした。イタリアで、なんと生地から作ってる工場あるとは!スゴイ!今時、こんなトコまだあるのね! 
中国産・バングラデシュ産・トルコ産などに押されて、潰れてしまったイタリアの工場はとても多い。ものすごく多い。とても残念・・だけど、負けないでほしい! Made in Italy を守って欲しい。だって中国製なんかとはやっぱり何かが全く違うんだよね・・なんというかねえ・・上手く言えないけど・・(わかる方はわかりますよねなんとなく)

イタリアのショーウインドウの美しさは、モナコもフランスも敵わない。イタリア人の美意識、センスはやっぱりズバ抜けてる。イタリアのクラフトマンシップはスゴイ。

イタリア人デザイナーの女の子がフレンドリーでとっても可愛かった。ビズ嫌いの私でさえも彼女とは自然にビズできた。
「できれば私もここに雇ってもらいたいわ~」とさえ思った。

そこでとりあえずモナコ・ガイに言ってみた。「あそこで働いて自分でデザインして、自分で服作ってネットで売りたい」。とりあえず希望は伝えたが「華麗にスルー」された気がする。まあ私は確かに洋服とかテキスタイルとかデザイナーのキャリア、ゼロだもんなあ・・。実際に私がしていたことと言えば、娘の服を自分でデザインして作っていたことくらいだ。(ただ我ながらものすごく可愛いデザインで生地も良かった。いろいろ作った。中でも一番出来が良かったのは、ウールの千鳥格子のラメが軽く入った生地でフレアスカートを作り、裾にレースを付けたもの。裏地は娘が着心地がイイようにコットンにした。裏地はギンガムチェックで裏地も可愛かった。全部手縫い。よく作ったなあと思う)

実は台湾でも子供服のデザイン販売しようとして工場当たったこともある。だけど、私が中国語できないので上手くいかなかった。

その後しばらくしてふと「あの辺のアパートメントって、いくらくらいなの?ネットで調べてよ」とモナコ・ガイ。
え、工場近くに住むことまで考えてるんか!ビックリ・・!そこで、すぐにイタリア不動産サイトをネット検索し、工場近くのアパート相場を調べて見せた。
「広くて安いなあ・・住むか?」
こういうところがやっぱり面白いし私と合うと思う。
ただ話聞いたら、住むなら冬らしいので、冬はねえ・・寒いねえ・・どうしようかなあ・・寒いのほんとニガテなんで・・5月に暖炉燃やしてるとこなんて・・冬はどんだけだよ。凍死しそうだよ

でも言ってみてよかったかも。とりあえず希望を伝えることは大事だと思う。それが叶うか叶わないかはまた別の話よね。とにかく希望伝えることが大事よね。方向性が同じか似てる人なら希望が叶う可能性も高いから。(方向性が違う場合は無理)

だから言っても希望が全然全く通らない、話が全然進まない、って場合は、「方向性が違う人間同士だから」ってことなんでしょうねえきっと。その場合はいくら言ってもきっとムダなんだろうなあ・・。

リガブエの メイド・イン・イタリー。PV内に出て来るポスターが面白くて吹く。なんとな~くでもイタリア語やイタリアの雰囲気わかる人ならウケるかも^^